No.0015
書名:資本主義崩壊の首謀者たち
著者:広瀬隆
【著者紹介】
作家。近年、アメリカ合衆国の権力構造を財政会の人脈調査から精力的に分析・研究。
【どんな本?】
リーマンショックに代表される国際金融危機の原因を明らかにすることを目的とした本
【ここがツボ!】
(シティグループ等の)これら一連の救済が行われた時点で、自由競争の原理は、痕跡もありません。アメリカの資本主義が崩壊し、「社会主義」となった。これが、明白な歴史的事実です。
グローバリズムとは、言葉だけは「地球主義」ですが、地球上の人類が助け合うことではありません。まったくあべこべに、地球規模の経済大合同によって、富裕層が貧困者から搾取する巨大なメカニズムのことです。
日本では勘違いされていますが、郵政民営化は、日本人が行ったことではないのです。ウォール街をバックにしたアメリカ政府が日本政府に対して強く要求して実施されたものだからです。
“日本に眠っている郵貯”という巨大な金融資産を市場に吐き出させ、アメリカのウォール街が自在に使えるようにするため、思慮のない小泉内閣をたぶらかしておこなわれた民営化政策であることは、アメリカでは初めから常識でした。
【コメント】
難しいイメージのある国際金融の話ですが、自分のような素人にも理解できるように分かりやすく書かれています。
これまでは金融や投機は縁のないものだと思いがちでしたが、自分の身近なことにも影響があるのだと考え方が変わりました。
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