No.0013
書名:リクルート事件・江副浩正の真実
著者:江副浩正
【著者紹介】
リクルート創業者・元会長
【どんな本?】
事件の中心人物であった著者による、リクルート事件の内幕をえがいたノンフィクション
【ここがツボ!】
逮捕して無罪か有罪かを取り調べるのが検事の役割のはずだが、実際は、裁判で有罪にするための調書を取るのが検事の仕事となっている
メディアが捜査官で、検事が取調官。そのような構造は、司法の効率を上げるという点では良いかもしれない。だが、検察がメディアを頼りに立件しているため、メディアが“第三の権力”となっていることを、私は身をもって実感した。
日本には、儒教に由来する倫理上の悪がある。これは法律上の罪とは別のモラル・ハザード。
法律の罪とされるのは、いわば最低限の規範である。道義的に良くないことは、法律上の罪より広い範囲に及ぶ。
【コメント】
リクルート事件の当時は、自分も単純に報道を信じていましたが、メディアの情報をそのまま鵜呑みするのは危険だとあらためて痛感。
法治国家であるはずの現在の日本でも、一歩間違うと誰もが犯罪者にされてしまう可能性があることは、恐ろしいことだと思います。
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