No.0057 イヌが教えるお金持ちなるための知恵

No.0057
書名:イヌが教えるお金持ちなるための知恵
著者:ボード・シェーファー



【著者紹介】
作家。ドイツ生まれ。


【どんな本?】
子供にも理解できるようにわかりやすく書かれたお金持ちになるための手引書


【ここがツボ!】
一般的には今でも「長年一生懸命に働いてはじめてお金持ちになれる」というまちがった考え方が行き渡っていますが、富と成功をもたらすのはむしろ、ある特定の精神のあり方、お金持ちになるんだという信念なのです。

幸運というのはよく観察してみると、準備と努力の結果にすぎないんだ

困難なことから逃げてはいけないよ。困難や失敗や恥をかくことを恐れたために人生をだいなしにした人が、世の中には数えきれないくらいたくさんいるんだからね


【コメント】
日本ではお金のことについて勉強することは「悪」であるようなイメージがありますが、子供のころからお金との「正しい付き合い方」を勉強する機会を持つことはとても大切ですね。


No.0056 蝦蟇の油

No.0056
書名:蝦蟇の油
著者:黒澤明



【著者紹介】
日本を代表する映画監督


【どんな本?】
黒澤明の自伝


【ここがツボ!】
批判は、誰にでも云える。
しかし、その批判の上に立って、具体的に改訂して見せる事は、並大抵の才能でできる事ではない。

高い山は、それを見るものが高いところへ登れば登るほど、高く見える。
文学にしても、その他の芸術にしても、自分の成長に従って、ますます、その深奥がわかって来る。

人間には、宿命というものがある。
そして、その宿命は、人間の環境や立場に宿っているというより、その環境や立場は即応する人間の性格に宿っている。
環境や立場に負けない素直で柔軟な性格の人間もあれば、意気地で狷介な性格のために、環境や立場に負けて滅びる人間もある。


【コメント】
約50ページを費やして、自分の師匠であった山本嘉次郎について、感謝の意味を込めて書かれている部分があります。
やはり一流の人物には、その人物を導き育ててくれた優れた師匠がいるとあらためて思いました。


No.0055 コンピュータ帝国の興亡(下)

No.0055
書名:コンピュータ帝国の興亡(下)
著者:R・X・クリンジリー


【著者紹介】
当時コンピュータ業界で最も影響力のあるジャーナリスト
(この本の発刊は1993年)


【どんな本?】
いかにしてコンピュータ業界が誕生し、発展していったかを描くノンフィクション


【ここがツボ!】
進歩は不調和から生まれるのである。たとえ昔の仲間たちと楽しく過ごす機会を失うことになったとしても、新しい方法で新しいことをやり、何か新しいことに向かって突き進まないかぎり進歩は生まれない。

事実上の標準というのは市場占有率で決まるものであり、それ以外の要素はまったくない。

マーケティングとは、顧客が抱える問題を解決することによって長期的な需要を喚起することだ。


【コメント】
下巻の内容はパソコンメーカーとしてのIBMの話にかなりのページ数が割かれているのですが、やはりコンピュータ業界の移り変わりはものすごいスピードだとあらためて思わされてしまいます。


No.0054 コンピュータ帝国の興亡(上)

No.0054
書名:コンピュータ帝国の興亡(上)
著者:R・X・クリンジリー



【著者紹介】
当時コンピュータ業界で最も影響力のあるジャーナリスト
(この本の発刊は1993年)

【どんな本?】
いかにしてコンピュータ業界が誕生し、発展していったかを描くノンフィクション


【ここがツボ!】
「ぼくは○○ができるんだ、見てろよ」というのはパーソナルコンピュータ革命の鬨の声であり、マイクロソフトの成功と六〇億ドルというゲイツの資産を生み出した基本的理念でもある。

ビル・ゲイツのようなコンピュータおたくは、だいたいがアメリカ人男性としての肉体的男らしさの基準を満たしていない。公民権を剥奪されているようなものだ。そこで彼らは、大人の世界の代わりになる自分たちだけの若者世界を創り出す方法を探し求め、新しい世界を創り出すことによって仲間を得ようとした。そうすることで欲求を満たそうと、ゲームを始めたのである。

最初のアップルコンピュータを設計したとき、スティーブ・ウォズニアクは新しい産業を生み出し、富を手にしようと考えていたわけではない。それどころか、コンピュータを売り出すことさえ考えていなかった。ただ単に、シリコンバレーにあった「ホームブリュー・コンピュータクラブ」の仲間を感心させたかっただけである。


【コメント】
今やパソコンがなければ生活できない時代となりましたが、そのスタートが、アマチュアたちによって偶然始められたものであり、単に仲間の賞賛を得たかっただけというのは驚きでした。


No.0053 帝国のシルクロード

No.0053
書名:帝国のシルクロード
著者:山内昌之


【著者紹介】
歴史学者。東京大学教授。イスラム・中央アジア史専攻。06年紫綬褒章受章。


【どんな本?】
シルクロード上の様々な歴史や人物に関するエッセイ


【ここがツボ!】
複数の文化が接触するときに、人びとが長期間にわたって当然と思ってきた自分の生活様式も習慣も、「神の命じたものでも、人間性の一部でもない」と悟ってきたのが世界史のリアリティといってもよい。

クルド人最大の悲劇は、中東第四の民族でありながら、トルコ人、アラブ人、イラン人という三つの強大な民族のつくった国々の間に分散して住んでいる点にある。

人間は与えられた条件と経験に立脚して物事を考える。教育で歴史や論理的思考を軽視する風潮は、物事を因果関係や筋道で考えない刹那的な若者を育てる閉塞状況につながっていないだろうか。


【コメント】
シルクロードの歴史から見ていくと、とくにイスラム諸国や中央アジア諸国の現状がなぜそうなっているのか、ということがよくわかるようになりました。


No.0052 マネーロンダリング入門

No.0052
書名:マネーロンダリング入門
著者:橘玲


【著者紹介】
作家。早稲田大学卒。
著書にベストセラー「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」など


【どんな本?】
さまざまな事例をもとに、初心者にもわかりやすくマネーロンダリングの実態を解説


【ここがツボ!】
金融の国際化とは資金が国境を越えて移動することではない。金融データがボーダーレスに高速処理されることなのである。

コンピュータを利用した資金のやり取りは、データさえ手に入れば送金経路を簡単に追跡できる。技術が進歩すればするほど、匿名性を保障された現金の価値は高まるのだ。

経済のグローバル化のなかでマネーが国境を越えて移動し、次いで企業が多国籍化した。そしていま、個人の国籍離脱が始まっている。マネーロンダリングはたんなる金融の世界にとどまらず、こうした世界史的な変化のなかでとらえる必要がある。個人の「多国籍化」「無国籍化」こそが、グローバル資本主義の終着点なのだ。


【コメント】
「マネーロンダリング=犯罪資金の洗浄」と単純に考えていましたが、パソコン1台で世界中のあらゆるマネーにアクセス可能な現代では、一個人でも節税や脱税目的でマネーロンダリングができてしまう、という事実に驚かされました。


No.0051 意志決定力

No.0051
書名:意志決定力
著者:本田直之



【著者紹介】
レバレッジコンサルティング(株)代表取締役社長兼CEO
著書の累計は150万部を超えている


【どんな本?】
自分の人生を自分でコントロールするための「意志決定力」の鍛え方を解説した本


【ここがツボ!】
自ら意思決定をしないとは、「誰かに意思決定をしてもらっている」ということ。

実質的に矢面に立ち、切羽つまるような経験をどれだけするか――これこそ意志決定力を鍛える練習だということです。

意志決定の大まかなプロセス
1まず、目的を明確にする
2情報をインプットしていく
3情報を絞り込んで、選択肢を抽出する
4選択ごとにシミュレーションする
5意志決定し、アクションに移る
6使いながら、リカバリーしていく


【コメント】
特にこれからの非連続性の時代は、自ら意思決定をして人生を切り開いていくことが、ますます重要になると思います。


No.0050 なまけもののあなたがうまくいく57の法則

No.0050
書名:なまけもののあなたがうまくいく57の法則
著者:本田直之



【著者紹介】
レバレッジコンサルティング(株)代表取締役社長兼CEO
著書の累計は150万部を超えている


【どんな本?】
なまけものでありなが前に進むための57の法則を紹介した本


【ここがツボ!】
始めるための「動機付け」を自分の内部から、続けるための「強制力」を外部から持ってきて、両者を組み合わせる。
こうすると物事はうまくいくようになります。

なまけものは「考える人」です。どうすれば怠けられるかを考え、工夫していきます。

働き者であることは、必ずしも利点であるとはいえません。むしろ「工夫」という武器を持ったなまけもののほうが有用な存在なのです。


【コメント】
いままでは「一生懸命」やっていれば評価される風潮がありましたが、これからは努力の有無よりも「成果」で評価されるようになっていくと思います。そのときに必要なのが最小限の努力で成果をあげる「工夫」ではないでしょうか。


No.0049 ボロボロになった覇権国家

No.0049
書名:ボロボロになった覇権国家
著者:北野幸伯



【著者紹介】
日本人で初めてロシア外務省付嘱モスクワ関係大学を卒業
まぐまぐの殿堂入りメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」発行者


【どんな本?】
中学生でもわかるように、世界一わかりやすく国際情勢を解説した本


【ここがツボ!】
外交の目的は、国益を追求することである。
そして、国益とは金儲けと安全の確保である。

アメリカは、理由があるから戦争をするのではない。
戦争をしたいから理由を探すのである。

日本は「独立国家」ではない。日本は「アメリカ幕府の天領」なのです。


【コメント】
複雑に見える国際情勢が本質からわかりやすく解説されています。
自分自身、平和ボケしているな、と思い知らされるような一冊でした。


No.0048 人生が変わるお金の大事な話

No.0048
書名:人生が変わるお金の大事な話
著者:泉正人


【著者紹介】
日本ファイナンシャルアカデミー代表


【どんな本?】
著者の経験から、お金との正しい付き合い方を提唱している本


【ここがツボ!】
お金持ちはお金のために自分を働かせるのではなく、自分のためにお金を働かせるんだよ

相手が求めているものを提供し、自分が欲しいものを手に入れる。これがビジネスの原点だ。そして売る人と買う人、双方にメリットがないといけない。物を売る側にとって重要なのは、買う人にとってのメリットを教えてあげられるかどうかだよ

自己投資は一番効率のいい投資先だよ。何をするよりもまず自分に投資すること、勉強すること、学ぶことに投資したほうがリターンは間違いなく一番高いものになる。


【コメント】
この本は2000円で売られていても十分その価値があると思いますが、単行本なのになんと定価500円で販売されいます。
お金の教養を身につけたい人にはぜひおすすめです。


No.0047 ウチの社長は外国人

No.0047
書名:ウチの社長は外国人
著者:大宮知信


【著者紹介】
ノンフィクションライター


【どんな本?】
日本で起業に成功した外国人経営者に対するインタビュー集


【ここがツボ!】
なぜ三菱自動車があんな反社会的な製品を売っていたのか。社内が排他的になっていたからです。異なる意見を許さない。社員も首になりたくないから、いやいやながら会社のために犯罪をする。組織のためには自分を捨てなさいというのが日本の社会です。

日本にはいっぱいチャンス転がっているのに、みんな見つけられないのは、日本人どうしがいまの教育システムでみんなと同じであることをたたき込まれ、発想が同一化しているからです。

「日本では出る杭は打たれるけれど、アメリカでは出ない杭は捨てられる」


【コメント】
日本では日本人でも起業が難しい状況の中で、言葉や習慣の壁を乗り越え成功した外国人社長たちの言葉には、ビジネスのヒントが詰まっています。


No.0046 会社にお金を残さない!

No.0046
書名:会社にお金を残さない!
著者:平本清


【著者紹介】
メガネ21取締役


【どんな本?】
「内部留保ゼロ、社員のボーナス500万、給与・賞与はすべて公開、社長は任期制、目標・ノルマは一切なし」というメガネ21の経営の秘密を公開


【ここがツボ!】
「21」にとって、一番大切なのは社員の幸せです。「社員を幸せにするためにはどうするか」を何よりも優先しています。

社員をどう評価するかによって、会社の風土や文化は決まります。掃除をきちんとする人を評価すれば、掃除をきちんとする文化が育ち、元気な挨拶を評価すれば、会社全体に(仮に時間はかかっても)あいさつが浸透します。
まさに、評価が会社をつくるわけです。

パソコンとインターネットがあれば、トップの言葉は瞬時に社員全員に伝わります。中間管理職という中継役をおかなくても、社長と社員をつなぐパイプは完全に確立されたのです。
もはやピラミッド型の組織は必要なくなり、ウェブを中心としたフラットで、サークルのような組織ですべての機能を十分に果たせるようになったのです。


【コメント】
つまらない常識にとらわれることなく、本質から物事を考えていくことの大切さを痛感させられました。


No.0045 バカヤロー経済学

No.0045
書名:バカヤロー経済学
著者:竹内薫


【著者紹介】
サイエンスライター


【どんな本?】
「先生」と「生徒(著者)」の対話形式で、経済学の視点から政治や税金につて解説


【ここがツボ!】
経済学にはノーフリーランチ(No Free Lunch)って言葉がありましてね、残念ながら世の中、そんなおいしい話はない。つまり、ただ飯はないんですよ。

財務省にしてみれば、お金を差配することがパワーの維持になるの。そのためには、税金を吸い上げて配るっていうのが一番。お金は一度財務省を通す、この思想だけは、絶対に譲らないから。

官僚支配に関する問題点をあげておくと、官僚内閣制、天下り制、中央集権制という三つがあるんです。まず、官僚内閣制というのは、官僚が内閣を支配していること。次に天下り制というのは、官僚が民間を支配していること。最後に中央集権制というのは、官僚が地方を支配していること。


【コメント】
難しい経済の話が対話形式で解説されており、読みやすく、理解しやすいです。
「そうだったのか」というような内容がたくさんあり、おすすめです。


No.0044 プロフェッショナルたちの脳活用法

No.0044
書名:プロフェッショナルたちの脳活用法
著者:茂木健一郎



【著者紹介】
脳科学者
ソニーコンピューターサイエンス研究所上級研究員


【どんな本?】
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」の100回記念スペシャル番組の書籍化
茂木健一郎がプロ中のプロたちの仕事への取り組みを脳科学から読み解いたもの


【ここがツボ!】
生きるうえでの不確実性といかに上手に向き合うかということが、脳の最大の命題のひとつなのである。

人から認められたり、感謝されたりする喜びは、無限にやる気を引き出す起爆剤になりうるのである。

どんなに厳しい環境にあっても、常に最高のパフォーマンスを発揮しようとするのが、人間の脳が持っている素晴らしい本質でもあるのだ。


【コメント】
「脳は人類最後のフロンティア」とも言われますが、脳科学の見地から興味深い事実がたくさん書かれてあり、おもしろく読めました。


No.0043 殿様ブランディングで売れる・儲かる

No.0043
書名:殿様ブランディングで売れる・儲かる
著者:ボブ田中



【著者紹介】
アイディアクリエイター
大手広告代理店勤務


【どんな本?】
小さなお店にこそ必要な「殿様ブランディング」を提案


【ここがツボ!】
お店のブランディングができれば、お客さんは向こうから勝手にやってくる。殿様ブランディングとは、お客さんに1番好きになってもらう価値をお店として生み出すことである。

『志』があると、価格が安いという価値ではなく、他のお店とは異なるオンリーワンの価値を提案することができるようになるため、商品を安売りする必要がなくなる。

取り替えがきかない付加価値を付けることができれば、対等の立場で、お客さんに接することができる。
なぜなら、その時お客さんは「欲しい!」、「買いたい!」に対して相応の対価を払うからです。


【コメント】
「ブランド構築」というと、どうしても大企業が巨額を投じて行うイメージでしたが、小さなお店だからこそ必要であり、すばやく行うことができるということがよく分かりました。


No.0042 吉本興業の正体

No.0042
書名:吉本興業の正体
著者:増田晶文


【著者紹介】
作家。2000年に「フィリピデスの懊悩」で小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。


【どんな本?】
今や日本最大手の芸能プロダクションとなった吉本興業の創業から現在までを分析した本


【ここがツボ!】
「けど、吉本の実態なんてマネージメントという名の合法的な人身売買、テキヤ稼業の巨大化したもんですからね。そこらへんから涌いてきた芸人を酷使し、上前をゴソッと搾取することにより膨大な利益を得る優良企業――それがええ意味でも、悪い意味でも吉本の正体なんです。まさに、ホンマもんの“興業”の会社ですわ」

吉本と劇団四季――そう言われてみれば、二つの組織は、一般受けするものは何か、その鉱脈がどこに眠っているのかを探し出す能力においては他を寄せつけない。

社員一人一人がきちんと「機能」している企業――それが吉本だ。しかも社員はアメーバーのようなもので、組織論で求められる決まった形を持たない。定められた役職や責務の枠を超えることができる。


【コメント】
吉本興業の会社自体については、あまり語られることがない為、意外な真実が分かっておもしろかったです。


No.0041 生き方

No.0041
書名:生き方
著者:稲盛和夫



【著者紹介】
京セラ・KDDIの創業者


【どんな本?】
「人間は何のために生きるのか」という著者の人生哲学をまとめた本


【ここがツボ!】
私たちが生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。もっとも根源的ともいえるその問いかけに、私はやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。

労苦とは、おのれの人間性を鍛えるための絶好のチャンスなのです。

人生とはドラマであり、私たち一人ひとりがその人生の主人公です。それだけでなく、そのドラマの監督、脚本、主演、すべてを自分自身でこなすことができる。また、そのように自作自演で生きていくほかないのが、私たちの人生です。


【コメント】
大変だとは思いますが、JALの再建、ぜひ成功させてほしいですね。


No.0040 心を身軽にする80のインストラクション

No.0040
書名:心を身軽にする80のインストラクション
著者:石原明


【著者紹介】
経営コンサルタント
数少ない「結果の出せるコンサルタント」として知られる


【どんな本?】
ささいな出来事にとらわれないためにどうすればいいのか、ということの事例を集めた本


【ここがツボ!】
「こうなるはずだ」とか「こうだといいな」などといった、あなた自身の勝手な思い込みが、最初の小さな摩擦を生んでいるのではないでしょうか。

もともと人間というのは不完全な存在です。上司が不完全だから、部下も自分の失敗を大目に見てもらえる。こうして、円満な関係が保てるのです。

普通の人と、功なり名を遂げている人との違いは、最後までやり遂げられるかどうかの一点にあるといっていいでしょう。目標を持ってやり切る力とは、結局、自己との戦いに他なりません。


【コメント】
何か問題があったとき、結局はそれを自分がどうとらえるかで、良い方向にも悪い方向にもいってしまうものなんだと、あらためて思いました。


No.0039 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

No.0039
書名:餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
著者:林總



【著者紹介】
公認会計士、税理士、LEC東京リーガルマインド大学大学院教授


【どんな本?】
会計知識がない人でも理解しやすいように書かれた会計入門書


【ここがツボ!】
会計の役割は会社の活動を可視化すること

簡単に言えば、会社の活動は、現金を使って現金を作ることだ。

工場維持費(固定費)を減らし、材料費(変動費)を削減して、製造スピードを速くすれば製品原価は下がる

【コメント】
会計というと専門知識が必要でとっつきにくいイメージですが、この本は物語仕立てになっており、楽しく読みながら会計について自然に学べるようになっています。


No.0038 インビクタス~負けざる者たち

No.0038
書名:インビクタス~負けざる者たち
著者:ジョン・カーリン



【著者紹介】
ジャーナリスト


【どんな本?】
映画「インビクタス」の原作本
南アフリカのアパルトヘイトと戦うネルソン・マンデラを描いたノンフィクション


【ここがツボ!】
頭に訴えてはいけない。心に訴えなさい。

マンデラが成功したのは、百人中九十九人が救いがたいと思う人間に、長所を見ようとするからだ。

「運命を左右するのは自分自身である」


【コメント】
先日映画を見て感動してしまったので、原作を読んでみました。
「インビクタス」とはラテン語で「不屈」を意味するそうですが、27年間にもわたる投獄にも負けず信念を貫いたマンデラに、まさにぴったりな言葉ですね。


No.0037 凡事徹底

No.0037
書名:凡事徹底
著者:鍵山秀三郎



【著者紹介】
(株)ローヤル(現イエローハット)の創業者


【どんな本?】
平凡を非凡に努めるという、著者の経営哲学を語った本


【ここがツボ!】
微差、僅差を大事にして積み重ねると大変大きな力を持ってくる

「人間が残すべき遺産とはなにか。金やものなどの財産を残すことも意義がある。しかし、それは何人にもできることではない。何人にもできて、お金やものより価値のあることは、勇気ある高尚な生涯だ」(内村鑑三)

皆さんがよく行き詰るということを考えられるんですが、それは一つのことを掘り下げないで、人と同じことをするからだと思います。人と同じことをするのは何も考える必要がないから楽なんですけれども、その代わり必ず行き詰る。


【コメント】
「当たり前のことを当たり前にやる」ということが、最も大事で、最も難しいことだとあらためて思いました。


No.0036 鳩山由紀夫の政治を科学する

No.0036
書名:鳩山由紀夫の政治を科学する
著者:高橋洋一・竹内薫


【著者紹介】
高橋洋一:元財務官僚、経済学者。「埋蔵金」を暴露した発言でも有名。
竹内薫:科学作家


【どんな本?】
著者二人の対話形式で、鳩山政権について分析した本


【ここがツボ!】
~鳩山ORの基本構造~
鳩山政権の目的関数は「支持層の幸福の最大化」
支持層とは「支持母体+浮動層」

民主党の支持母体は「日教組」「自治労」「パチンコ業界」
具体的には
日教組に対しては「文科省にお金をあげない」こと
自治労に対しては「地方分権をしない」こと
パチンコ業界に対しては「外国人地方参政権を付与する」こと
浮動層に対しては「自民党とは違う政治をする」こと
支持母体を問わず「生活が良くなる」こと

そのためには
過去官僚や財務省を味方につける
→ヤバイかも!?


【コメント】
対話形式で書かれているため、読みやすく、内容も理解しやすくなっています。
政治に興味がある方にはおすすめです。


No.0035 大相撲の経済学

No.0035
書名:大相撲の経済学
著者:中島隆信


【著者紹介】
慶應義塾大学客員教授


【どんな本?】
大相撲のさまざまな問題を経済学的な視点から分析


【ここがツボ!】
現行の制度の下で既得権益を手にしてしまった者は、その制度を変更するインセンティブを持たない。むしろ制度変更に反対する抵抗勢力となる。

横綱の現役時代の給与は他のスポーツのトップアスリートと比べてもさほど高くはない。それでも不満を漏らさないのは、引退後に年寄として協会に残ることで定年(六五歳)までの生活が保障されているからである。

朝青龍には品格がないのではなく、品格を身につけるインセンティブがないということだ。(中略)
朝青龍が日本で稼いだ額をモンゴルの経済水準で計算し直すと、その価値は五〇倍以上に膨れ上がるということだ。


【コメント】
まさか朝青龍の品格問題が、日本とモンゴルの経済格差で説明ができるとは思いませんでした。


No.0034 お笑いテロリスト大川総裁がゆく!

No.0034
書名:お笑いテロリスト大川総裁がゆく!
著者:大川豊



【著者紹介】
江頭2:50らが所属する大川興業の総裁


【どんな本?】
過激すぎてテレビでは放送できない大川総裁のエピソードが満載


【ここがツボ!】
一線を超えたものはすべてギャグである。

本当はお笑いなんて、アメリカのヘッジファンドみたいに汗をかかない笑い(マスコミの情報を加工して付加価値を付ける)をやるのが一番なんだけど、どうもオレの体質としては、汗をかく笑いもやらないと笑いをとった実感が湧かない。

大川興業は昔から社会主義国家のことを“ホームレスのいない国は国自体がホームレスになる”と言いつづけていた。つまり、“失業者のいない国は国自体が失業する”ということを言いたかった。


【コメント】
「就職試験153社に落ちたため、自分で大川興業を設立し、自分に内定を出した」など、ぶっ飛んだエピソードが満載で、いい意味で刺激を受けます。


No.0033 勉強のチカラ

No.0033
書名:勉強のチカラ
著者:齋藤孝



【著者紹介】
明治大学文学部教授
ベストセラー「声に出して読みたい日本語」の著者


【どんな本?】
「なぜ勉強しなければならないのか」ということに、著者が真正面から答えている本


【ここがツボ!】
勉強を幅広くやるほど、思考の幅は広がり、人生の自由度は高くなるのです。

一流なんだから、もう学ぶことなどないのでは、と凡人は思います。でも、いつまでも新しいことに感動し、学び続けているからこそ、進歩があり、一流であり続けられるわけです。

クリエイティブな活動と呼ばれているものは、ほとんどが学んだ知識の新たな組み合わせです。


【コメント】
学生時代にこの本に出会っていたら、もっと真面目に勉強していたのに…。


No.0032 ウェブ時代5つの定理

No.0032
書名:ウェブ時代5つの定理
著者:梅田望夫



【著者紹介】
IT企業経営コンサルタント
著書に「ウェブ進化論」「ウェブ時代をゆく」など


【どんな本?】
シリコンバレーにかかわる人たちの名言を集めて解説したもの


【ここがツボ!】
Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。
Bクラスの人は、Cクラスの人を採用したがる。――シリコンバレーの格言

「すごい(Great)」だけじゃ不十分だ。
いつも期待されている以上の結果を出せ。
グーグルは「(誰かと比較して)ベストである」ことを
到達点と甘んじない。それはあくまでも出発点だ。――グーグル10カ条

「ニューノーマル」時代における成功とは、タイムマネジメントに尽きる。
この時代における通貨は、時間なのである。――ロジャー・マクナミー


【コメント】
数々の力強い言葉から、シリコンバレーの熱が伝わってくるような本です。


No.0031 親方はつらいよ

No.0031
書名:親方はつらいよ
著者:高砂浦五郎


【著者紹介】
元大関朝潮
横綱朝青龍の師匠


【どんな本?】
朝青龍ら有名な関取を育てた高砂親方の指導法を公開


【ここがツボ!】
「横綱というのはまず勝つことが大事。勝つための努力をしていくなかで、いろいろな味が出てくる。本人の人間性も生まれてくる」
「品格」という実態のない、誰もわからないものの中に「横綱」を押し込もうとするから、齟齬が出て、うまくいかないとも考えられるのです。

師匠があまり干渉しすぎると、弟子自身が自分の頭で考えたり試したり、自ら工夫する能力を奪ってしまうことになりかねません。

相撲では、まず勝つことを教えてあげなければいけません。一度でも勝つ喜びを知ると、また前に進めるのです。


【コメント】
個人的にはもう少し朝青龍の相撲を見たかったですね…。


No.0030 iPhoneとツイッターで会社は儲かる

No.0030
書名:iPhoneとツイッターで会社は儲かる
著者:山本敏行



【著者紹介】
(株)EC Studio 代表取締役


【どんな本?】
いち早くiPhoneとツイッターを全社導入した同社の社長が語る、クラウド時代のビジネス論


【ここがツボ!】
自分がフォローしているユーザーが有名な方であっても、ふとしたつぶやきが投稿されるため、会ったことがないにも関わらず親近感を覚えます。つまり、ツイッターは心の距離が近くなるツールなのです。

私の考えるインターネットの最も素晴らしい点は、「弱者に光を当てる技術」であるということです。リアルの世界では強者が強いのは当たり前でしたが、インターネット上においては、リアル世界の強者が必ずしもネット上でも強いとは限りません。

インターネット(クラウド・コンピューティング)を経営に活用すれば、「売上が上がる」「業務効率が上がる」「コミュニケーションが活性化する」の三つを低コストで実現することができるのです。


【コメント】
自分もツイッターやってますが、ほとんど自宅でつぶやいていました。とりあえず近日中にiPhoneを購入して使ってみたいと思います。


No.0029 人間関係力

No.0029
書名:人間関係力
著者:齋藤孝


【著者紹介】
明治大学文学部教授。
ベストセラー「声に出して読みたい日本語」の著者


【どんな本?】
人間関係のストレスに対処するヒントとなることを、33人の著名人の言葉を引用しながら解説した本


【ここがツボ!】
人間関係は、人生を生きていく上での最大の抵抗力である。私たちがストレスを感じる時の多くは、人間関係に絡んでいる。

世の中は根気の前には頭を下げることを知っていますが、火花の前には一瞬の記憶しか与えてくれません。(夏目漱石)

悪徳の評判など、かまわず受けるがよい(マキアヴェリ)


【コメント】
歴史上の人物も悩んでいたという事実は、どんなに時代が変わっても、「人間関係」は人間にとっての永遠の課題であると、あらためて感じさせられました。