No.0014
書名:若者はなぜ3年で辞めるのか?
著者:城繁幸
【著者紹介】
Joe's Labo代表
その他の著作に「内側からみた富士通 成果主義の崩壊」など
【どんな本?】
上昇し続ける新卒の離職率をはじめ、日本企業が直面している問題は、崩壊しつつある「年功序列制度」を維持しようとすることに問題があると論じている本
【ここがツボ!】
端的に言ってしまうと、企業内にあった年功序列というレールは、おおかたの企業においてはすでになかば崩壊したといっていい。
もちろん、順調にレールを進んで、若い頃の働きに見合った報酬を、従来と遜色なく受け取れる人間もいるだろう。
だが半数以上の人間は“働き損”で終わることになるはずだ。彼らが受け取るのはポストではなく、やり場のない徒労感でしかない。
これが、若者が会社を途中下車する最大の理由だ。
残された年功序列というレールを維持するために若者が切り捨てられている(中略)
言い方を換えれば、すでに雇用している人間の既得権を維持するために、若者の雇用を犠牲にしたわけだ。
数年前、まさに不況の真っ只中のことだ。ある大企業のトップの発言が話題を集めた。
「もう四五歳以上の社員はいらない」
これほど、年功序列という制度の本質を突いた言葉はないだろう。
年功序列制度においては、人の価値は年齢で決まる。つまり、費用対効果を考え、償却すべき年齢があるということだ。
【コメント】
自分もいわゆる「就職超氷河期世代」なので、著者の主張は実感として理解できます。
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