No.0098 大阪学

No.0098
書名:大阪学
著者:大谷晃一



【著者紹介】
作家、評論家
帝塚山学院大学元学長


【どんな本?】
大阪の歴史や文化についてまとめた本


【ここがツボ!】
(駐車違反について)たまに引っかかって罰金を取られるのと、何十回も駐車料金を払うのとどちらが得なのかを計算している。法律を守るかどうかの善悪ではなくて、損得の問題なのである。

商人は自分の才覚でどんどん変わったことを、他人よりも先にしていかなければ生きて行けない。たえず競争している。商売がうまくて、がめついと言われるのが当然である。政治という秩序などに頼らずに自力で生きねばならなかった。

会話で断定せず、意味をぼかしておく。広い言葉をわざと使う。東京便が明晰で歯切れがいいのに比べ、大阪弁がもうろうとして歯切れが悪い。これは商人の言葉だからである。


【コメント】
個人的には、楠木正成を大阪人として捉えなおして分析している部分がおもしろかったですね。


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