No.0054 コンピュータ帝国の興亡(上)

No.0054
書名:コンピュータ帝国の興亡(上)
著者:R・X・クリンジリー



【著者紹介】
当時コンピュータ業界で最も影響力のあるジャーナリスト
(この本の発刊は1993年)

【どんな本?】
いかにしてコンピュータ業界が誕生し、発展していったかを描くノンフィクション


【ここがツボ!】
「ぼくは○○ができるんだ、見てろよ」というのはパーソナルコンピュータ革命の鬨の声であり、マイクロソフトの成功と六〇億ドルというゲイツの資産を生み出した基本的理念でもある。

ビル・ゲイツのようなコンピュータおたくは、だいたいがアメリカ人男性としての肉体的男らしさの基準を満たしていない。公民権を剥奪されているようなものだ。そこで彼らは、大人の世界の代わりになる自分たちだけの若者世界を創り出す方法を探し求め、新しい世界を創り出すことによって仲間を得ようとした。そうすることで欲求を満たそうと、ゲームを始めたのである。

最初のアップルコンピュータを設計したとき、スティーブ・ウォズニアクは新しい産業を生み出し、富を手にしようと考えていたわけではない。それどころか、コンピュータを売り出すことさえ考えていなかった。ただ単に、シリコンバレーにあった「ホームブリュー・コンピュータクラブ」の仲間を感心させたかっただけである。


【コメント】
今やパソコンがなければ生活できない時代となりましたが、そのスタートが、アマチュアたちによって偶然始められたものであり、単に仲間の賞賛を得たかっただけというのは驚きでした。


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