No.0035 大相撲の経済学

No.0035
書名:大相撲の経済学
著者:中島隆信


【著者紹介】
慶應義塾大学客員教授


【どんな本?】
大相撲のさまざまな問題を経済学的な視点から分析


【ここがツボ!】
現行の制度の下で既得権益を手にしてしまった者は、その制度を変更するインセンティブを持たない。むしろ制度変更に反対する抵抗勢力となる。

横綱の現役時代の給与は他のスポーツのトップアスリートと比べてもさほど高くはない。それでも不満を漏らさないのは、引退後に年寄として協会に残ることで定年(六五歳)までの生活が保障されているからである。

朝青龍には品格がないのではなく、品格を身につけるインセンティブがないということだ。(中略)
朝青龍が日本で稼いだ額をモンゴルの経済水準で計算し直すと、その価値は五〇倍以上に膨れ上がるということだ。


【コメント】
まさか朝青龍の品格問題が、日本とモンゴルの経済格差で説明ができるとは思いませんでした。


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