No.0107 知識経営のすすめ

No.0107
書名:知識経営のすすめ
著者:野中郁次郎/紺野昇



【著者紹介】
野中郁次郎…経営学者、2002年紫綬褒章受章、「知識経営の生みの親」として知られる
紺野昇…KIRO(知識イノベーション研究所)代表、多摩大学大学院経営情報学科教授


【どんな本?】
現代の「知識が価値を生み出していく」時代の経営のあり方について書かれた本


【ここがツボ!】
現在、時代の大きな変化のもとで、価値を生みだすのは必ずしも工場やハードでなくなり、製品を媒介にした問題解決(ソリューション)、サービス、情報提供などに移行しています。これは業種・業界を問いません。人々や組織が創り出す知識、あるいは知的な資産が価値の源泉となっているのです。

コカコーラはいわゆるただの清涼飲料メーカーではなく、実際には原液の製法、マーケティングノウハウ、ブランドという三つの知識資産をもとに、ボトラーのシステムを地理的に拡大していくことで成長するというメカニズムを作り上げているわけです。

ハードに意味がないのではなく、ハードを使って何かをなす、その知識やノウハウ全体が大事で、ハードはその世界への入場券だ、といってもいいでしょう。


【コメント】
アップルが狙っている「ipad」の戦略も、まさしくこの通りですね。ipad自体が売れることだけが重要ではなく、たくさんのひとがipadというハードを通じて様々なサービスを受け、そこにお金を支払う、という形ができあがっています。


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